@ゆうじさんの脱サラ就農日記

脱サラをして、有機農家になろうと志ざすおっさん。有機農業や野菜について勉強中!

前途多難な黒ぼく土?

こんにちは、@ゆうじさんです。

 いよいよ3月1日より研修開始です。

子供の頃より、我が家の周りは砂地なので、美味しいお米が取れないと親から言われて育ってきました。

先週、土づくりの技術についての講座を受講しました。砂地について質問した所、炭素分が多い有機肥料を入れると良いとのアドバイスを受けました。また、他の受講者の方も、各地の土壌について質問をされていました。土壌には地域差があり、野菜の土作りにも随分差があることが分かりました。

また、研修先の先輩より、全国の土壌図が見れるアプリがあるよと言われたので、早速インストールしてみました。

アプリの名前は、農研機構のe-土壌図Ⅱと言うアプリです。

なんと我が家の土は砂地ではない!?

私は、新規就農予定者ではありますが、先祖代々農地を所有しており、現在は父親が管理をしています。(慣行農業で、稲作だったり家庭菜園だったり除草を実施)

早速、所有している土地を調べた所、17%が細粒質普通粘土集積赤黄色土、11%が典型水田化非アロフェン質黒ぼく土、残り72%が、典型普通未熟黒ぼく土でした。

なぁんだ、砂地じゃないじゃんかと思ったものの、黒ぼく土はかなり厄介な土壌のようです。稲作に向いていないことは、薄々感じていましたが、黒ぼく土は昔は野菜も作れない、痩せた土質のようです。

ちなみに、美味しいお米が取れるのは褐色低地土で、次に良いのが灰色低地土と言われれています。かの有名な、魚沼産コシヒカリは、褐色低地土で栽培されています。

黒ぼく土について

黒ぼく土は、世界でも稀な不良土と言われています。ここでは何をやってもうまく育たず、長らく荒れ地のまま長年放置されてきた黒い歴史を持った土です。

但し、水田にして稲を植えれば、食味は別として、お米は取れるといった土壌になります。

黒ぼく土が、不良土の原因は?

母材が、火山灰に由来しているため、アルミニウムによる根への障害が起こりやすいです。

また、アルミニウムは、植物の育成に必要なリン酸と結合しやすい為、栄養不足な苗になりやすい。リン酸が不足すると、花数が減少し、開花・結実が悪くなり成熟が遅れてきます。急激なリン酸欠乏では、新しい葉が小さく茎も細くなり、果実では甘みが少なくなります。

黒ぼく土にもメリットがある!

土が軽く粘りがない為、畑を耕したり、土寄せしたりといった作業が楽になります。また、土壌病原菌を抑えやすいといったメリットもあります。

黒ぼく土を野菜の育つ土壌に変えるには

黒ぼく土において、根への障害が起きないようにするには、まず、土壌PHを5.8以上にしてあげれば、アルミニウムによる根への障害が起こりにくいです。またリン酸不足については、不足しがちなリン酸の施用を多めに行えば良い事が分かりました。具体的には、骨粉やバットグアノといった肥料を、堆肥やボカシに加える方法です。

現在、我が家の畑で野菜が取れているのは、父親を含めご先祖様が下肥や鶏糞などで、そういった障害をある程度改善していてくれたお陰かと思います。

ちなみに、適した作物はサツマイモ・人参だそうです。ほうれん草や長芋・里芋、スイカなんかも、普通に作れているのが幸いです。

まとめ

北海道や関東圏には、黒ぼく土で素晴らしい品質の作物を作っています。

研修先でお借りする畑の土壌は黒ぼく土ではない為、習ったことを並行して自分の畑でも実践して土質の違いを感じてみたいと思います。

いよいよ明日から研修が始まるので、先生にいろいろ質問してみようと思います。